Dentis導入で実現する業務のワンストップ化。医院の運用方法と成功の秘訣

Dentis導入で実現する業務のワンストップ化。医院の運用方法と成功の秘訣

東京都神保町にある「ロカシカ神保町」は患者さんの歯だけではなく、身体全体のサポートをコンセプトとした医療機関として2022年11月に開院されました。

開業時よりDentisを導入し、WEB予約・予約管理・WEB問診・サブカルテ・電子カルテ・レセコンまでトータルで機能を利用されています。
今回は院長の福田先生と副院長の木村先生にDentis導入の経緯、現在の院内オペレーションについてお伺いしました。

課題・ニーズ
  • 院内のDXを実現したかった
  • 院内の機器とシームレスに連携できるカルテを利用したかった
  • 初期導入費用を抑えたかった
解決策
  • Dentisのトータル支援プランを導入した
  • Dentisと連携が可能なレントゲン・口腔内カメラを準備した
効果
  • 患者さんの基本情報・予約情報・診療情報がDentis内で一元管理する体制ができた
  • スタッフ全員ipadで予約状況や患者情報のリアルタイム共有を実現できた
  • 患者さんとは対面診療だけでなくオンラインでコミュニケーションも可能になった

歯だけではなくその人の身体全体をサポートする歯科医院

──Dentisを導入した理由を教えてください。

もともとは本院と同じ予約システムや歯科レセコン・カルテシステムを導入することがほぼ確定していました。そんな時にメドレーから歯科専用のクラウド型のシステムがあると紹介を受けて、オンラインミーティングで話を聞いたのがきっかけです。

利用していたシステムは新たな機能が追加されていく拡張性がないことなど、身動きが取りづらく嫌だと思っていて、ロカシカ神保町を開院するタイミングでジョインしてくれた歯科医師の木村にも相談し、本院と同じシステムではなくDentis導入を検討しました。

開業先の医院では前衛的なことをやりたいと思っていたので、先進的なことを実現しようとしているDentisを導入するのも楽しいかなと木村も賛同してくれたので、Dentisにかけてみたというのが一番の理由です。

──Dentis導入の意思決定の中で心配はありませんでしたか?

私が技工所やシステムを導入する際に必ず確認するのが、サービスの「売り・ビジョン・撤退リスク」です。Dentisはまず、ワンストップで予約から会計まで完結するクラウド型サービスというビジョンに共感できました。あと撤退リスクも母体が大きいので心配はありませんでしたね。

医院のDXをかなえるクラウド型業務支援システム

PCでもタブレットでも利用することができる。診察室ではタブレットを利用して入力しています

──Dentisを使用してみていかがでしょうか。

スタッフも言っていますが操作方法や医院の要望を伝える際のコミュニケーションが非常に取りやすいのと、要望が反映されるまでの機能リリースが非常に早いので「これ、できるようになったんだ!」と喜んでいます。コミュニケーションとアップデートは他社と比べても確実に良いです。

一方で、レセプトに関しては今まで使っていたシステムと比べるとまだリリースから期間も短いため不安に思う部分はありました。しかし、カルテ入力やレセプトに関しては導入前にも説明を受けていた部分で想定内ではあったので、Dentisから紹介してもらったレセプトチェック業者などでカバーしています。レセプトの入力作業に関しても機能リリースに合わせて日々使いやすくなっていると感じています。

患者さんとのコミュニケーションも充実

Dentisのビデオチャット機能を活用し、患者と実際にオンライン診療を行っています

──Dentisを使った具体的な運用方法を教えてください。

患者さんが来院されたらまずDentisのWEB問診で問診情報を取得します。次にレントゲンや口腔内カメラで口腔内のデータを取得しますが、Dentisと連携しているので、画像ファイルも自動で取り込まれます。歯科医師が診察する時にはDentisのカルテ画面から問診、レントゲン・口腔内情報すべてを確認でき、患者さんへの説明もDentisを使っておこなっています。

診察中は、Dentisのサブカルテ機能を利用して、私が患者さんへ説明したことなどちょっとしたメモや、スタッフの申し送りコメントを残しています。スタッフ全員が自分の手持ちのiPadなどで閲覧でき、院内情報共有が間単にできているので非常に便利です。

それと、初診の患者さんへは必ずCLINICSアプリをご案内するようにしていてアプリを通じて患者さんにも予約情報を共有しています。

実はインタビューを行っている今日も矯正相談のオンラインが入っています。今までは相談も来院してもらってたんですが、模型を取ってレントゲン・口腔内写真を撮影しておけば、相談のためだけに来院してもらう必要がなくなりました。当院はご近所の患者さんだけではなく遠方の患者さんも見込んでいますので、オンラインでの相談は患者さんにもメリットですね。

──これから開業を検討されている先生にアドバイスはありますか。

以前使ったことがあるシステムを当たり前に導入するのではなく、色々なところから情報を引っ張ってきて検討することをまずはオススメしたいです。使っている先生に話を聞いたり、触らせてもらったり。Dentisに興味があるなら私たちに聞いてもらってもいいですしね。

──今後のDentisに期待していること。

医科と歯科との連携や医科での取り組みを歯科に引っ張ってきてくれる等、歯科だけの発想にとどまらない面白さに期待しています。

さいごに

インタビュー当日、ロカシカ神保町のスタッフ様にも物販の運用についてヒアリングさせていただき、現状の課題や要望をお伺いさせていただきました。インタビューでも、アップデートは他社と比べても確実に良い、と言及いただいているように、現在もスピードを上げて開発を進めております。

10月にはDentisに物販管理・分析機能が新たにリリースされる予定になっております。今後も継続的な機能リリースにご期待ください。

福田先生・木村先生、この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました。

医療機関基本情報

  • 医療機関名:ロカシカ神保町
  • 所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル9F
  • TEL:03-5577-7411
  • スタッフ数:〜10名
  • 使用しているシステム一覧 : 予約管理:Dentis / カルテ・レセコン:Dentis / レントゲン:RayJapan / 口腔内カメラ : 松風

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