【2023年最新】おすすめのオンライン診療アプリ5選|選ぶ際のポイントやよくある質問もご紹介!

【2023年最新】おすすめのオンライン診療アプリ5選|選ぶ際のポイントやよくある質問もご紹介!

2023年07月27日

「患者の受診機会が減っている」「医療提供体制の幅を広げたい」このような悩みを持つ先生は少なくありません。

そんな先生におすすめしたいのが、オンライン診療アプリの導入です。

この記事では、オンライン診療アプリのおすすめを5つ選んでご紹介します。また、選び方やよくある質問に関することについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

オンライン診療アプリとは?

オンライン診療アプリとは、インターネットを介して医師からの診察や服薬指導を受けられるサービスです。

当初、オンライン診療は離島やへき地などの医療体制が不十分な場所へサービスを提供するために策定されました。

最近では、都心部においてもオンライン受けられるようになり、通院負担の軽減や相談しやすい環境が整備されています。

オンライン診療の種類は3つ

オンライン診療は、以下の3つの種類が挙げられます。

  1. オンライン診療
  2. オンライン受診勧奨
  3. 遠隔健康医療相談

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.オンライン診療

オンライン診療は、医師の診察を自宅などからオンラインで受けることができます。医師が病気・症状の診断を行い、必要に応じて薬の処方を行います。

初診は来院して2回目以降にオンライン診療を受けることが一般的です。しかし、新型コロナウィルスの蔓延を防止するため、初診でもオンライン診療を受けられるようになりました。

しかし、こちらの取り扱いは特例的・時限的なものとされています。

2.オンライン受診勧奨

オンライン受診勧奨は、健康の不安などを相談できる種類です。あくまでもヒアリングに留め、疑われる病気に応じて受診すべき診療科目を案内します。

そのため、診断や薬の処方はできません。基本的にオンラインで受診する場合、初回はこちらのオンライン受診勧奨に該当します。

これは、適切な診断と処置をするために各医院ごとに決められたルールです。

3.遠隔健康医療相談

遠隔健康医療相談は、子どもの病気やケガのことを相談できる種類です。マニュアルに従い、医師や看護師が電話にて対応します。

診断は行わず、医学的根拠を示して一般的な医薬品の使用に関する助言や適切な医療機関の紹介を受けることが可能です。
こちらは、子ども医療電話相談事業(#8000)が遠隔健康医療相談に該当します。

医療機関がオンライン診療を利用するメリット・デメリット

ここでは医療機関がオンライン診療を利用するメリット・デメリットを解説しますので、詳しく見ていきましょう。

メリット

医療機関がオンライン診療を利用するメリットには、以下のようなものが挙げられます。

  • 診療の質の向上
  • 治療継続率を高められる
  • 診療方針を立てやすい
  • 提供できる診療の幅が広がる
  • 遠方患者を診察できる
  • 通院が難しい患者の診察ができる
  • 事務の負担を軽減できる
  • 来院が難しい人へ医療提供ができる
  • 患者満足度が向上する
  • 感染症対策できる

デメリット

メリットが豊富にあるオンライン診療ですが、以下のようなデメリットも存在します。

  • 初期費用・ランニングコストが発生する
  • 操作に慣れる時間が必要となる
  • 処置や検査には対応できない

これらのメリット・デメリットを踏まえて導入を検討しなければなりません。

オンライン診療アプリを選ぶ際のポイントは3つ

オンライン診療アプリを選ぶ際のポイントには、以下の3つが挙げられます。

  1. システムの操作性
  2. オンライン問診への対応可否
  3. 薬の処方方法

ここではポイント別に解説しますので、詳しく見ていきましょう。

1.システムの操作性

オンライン診療アプリを選ぶ際、システムの操作性は重要なポイントです。

年配の患者でも使いやすいものを選ばなければなりません。たとえば、シンプルでわかりやすい画面構成・操作性のものを選ぶようにしてください。

また、パソコンのみ利用できるアプリではなく、スマホに対応しているものが最適です。スマホ対応しているシステムを選ぶと、患者は予約から診察、決済まで手元で完結できます。

2.オンライン問診への対応可否

オンライン問診に対応しているアプリは、事前に問診票への入力を済ませておくことが可能です。

オンライン診療といっても、時間の制限がなく診察を提供できるわけではありません。事前の問診ができなければ、限られた時間の中で問診も行わなければならないため、診察時間が短くなるおそれがあります。

限られた問診時間を有効活用するには、Web問診に対応していなければなりません。なお、クラウド歯科業務支援システムDentisは、オンライン診療とWeb問診に対応しています。 
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3.薬の処方方法

薬を処方する方法は、システムごとに対応が異なります。主な方法には、以下の3つが挙げられます。

  • 院外処方:処方箋を郵送し、近くの薬局で薬を処方してもらえる
  • ワンストップ対応:診療と処方薬の受け取りにかかる時間を短縮できる
  • 宅配業者による配送:宅配業者が薬を集荷・配送するため、全国どこでも受け取ることができる


オンライン診療システムを選ぶ場合、患者目線に立って適切な方法に対応しているかを確認してください。

おすすめのオンライン診療アプリ5選

おすすめのオンライン診療アプリを5つ選んでご紹介します。導入を検討する際、参考にしてみてください。

1.CLINICS


引用:CLINICS

CLINICSは、離れた場所でも医師と患者をつなぐオンライン診療システムとして高い評価を受けています。

アプリは予約管理と病院や薬局を検索できる画面構成となっており、ひと目で予約状況の確認や医療機関を探すことが可能です。また、オンライン服薬指導やお薬手帳などの機能も備わっているほか、1つのアプリ内に複数人のアカウントを登録できるため、家族と一緒に利用したい人にもおすすめします。

CLINICSの特徴は以下の通りです。

  • 操作性に優れている
  • 診察予約・問診をかんたんに登録できる
  • オンライン服薬指導も受けられる
  • 薬を自宅などに配送してくれる
  • お薬手帳機能
  • 複数人のアカウント登録・管理ができる

2.SOKUYAKU


引用:SOKUYAKU

SOKUYAKUは、オンライン上で診療できる病院を手軽に検索できるアプリです。

オンライン診療アプリのなかでもあらゆる機能を備えており、予約がなくてもすぐに対応できる医師を探すこともできます。
そのため、仕事が忙しく予定が不透明な人や、急に体調が悪くなった場合でも安心して利用することが可能です。
また、直感的な操作性となっているため、初めてオンライン診療を受ける人でもストレスを感じることはありません。

SOKUYAKUの特徴は以下の通りです。

  • 機能が豊富にそろっている
  • 受診できる地域や診療科目が多い
  • 操作に関する手厚いサポートを受けられる
  • 薬を自宅まで配送してくれる

3.curon


引用:オンライン診療クロン

curonは、かかりつけ医と患者をつなぐオンライン診療システムです。

通院頻度が高いものの、院内感染を不安に感じて病院にかかることを我慢してしまう人に向けたアプリだといえます。
また、対応しているヘルスケア機器と接続して、アプリ内でデータを管理・共有することが可能です。

curonの特徴は以下の通りです。

  • 全国で5,000以上の医療機関が登録している
  • シンプルで使いやすい
  • ヘルス機器と連携してデータ管理ができる
  • 薬を自宅まで配送してくれる

4.LINEドクター


引用:LINEドクター

LINEドクターは、LINEアプリから利用できるオンライン診療システムです。

新たにアプリをインストールする必要がなく、普段から使い慣れているLINEから利用できるため、操作性に不安を感じることがありません。
医療機関を探す際、自覚症状から検索することもできるため、どこの病院にかかるかわからない場合でも簡単に医療機関を見つけることができます。

LINEドクターの特徴は以下の通りです。

  • 使い慣れたLINEでオンライン診療を受けられる
  • LINEのアカウント情報を引き継げる
  • 診療科目・地名・症状から医療機関を検索できる

5.キッズドクター


引用:キッズドクター

キッズドクターは、夜間や休日など診療時間外でも、子どもの体調不良に対応できるオンライン診療システムです。

子どもの急な体調不良にオンラインで対応できるため、子どもを病院まで連れて行く負担を軽減できます。オンライン診療のみならず往診にも対応しており、通院の負担がありません。

キッズドクターの特徴は以下の通りです。

  • 診療時間外に対応してもらえる
  • 往診にも対応可能
  • 子どもの診察に特化
  • 子どものケアから急病時にも利用できる

オンライン診療アプリでよくある3つの質問

オンライン診療アプリでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  • 【質問1】オンライン診療と相性がいい疾患とは?
  • 【質問2】オンライン診療サービスのおおまかな流れは
  • 【質問3】総務省が公表するオンライン診療の目的は?

ここではそれぞれの質問について解説しますので、詳しく見ていきましょう。

【質問1】オンライン診療と相性がいい疾患とは?

オンライン診療と相性がいい疾患は、症状がある程度安定している患者や問診が視診で診断できるものがよいとされています。

たとえば、症状が安定している高血圧などの生活習慣病や精神疾患などでオンライン診察が導入されていることが多いようです。

また、自由診療においても、AGAの治療や美容皮膚科領域でのカウンセリングなどと相性がよいとされています。

【質問2】オンライン診療サービスのおおまかな流れは

オンライン診療サービスの大まかな流れは、以下の通りです。

  1. 【初診】多くの病院で初診は直接訪れることが求められる
  2. 【オンライン診察】本人確認を実施後、視診・問診を行う
  3. 【支払い】診察後、指定した決済方法で支払いを行う
  4. 【処方薬の受け取り】薬を処方した場合、処方箋もしくは処方薬を配送する

オンライン診療を導入する際、このような流れとなることを患者に周知しておくと、スムーズな受診につながります。

【質問3】総務省が公表するオンライン診療の目的は?

総務省が公表しているオンライン診療の目的には、以下の3つが挙げられます。

  • 患者の日常的な情報を得ることにより、医療の質をさらに向上させる
  • 医療を必要とする患者に対し、よりよい医療を受けられる機会を増やす
  • 患者が治療に積極的に参画することにより、治療効果を最大化する

オンライン診療や外来、訪問による診療などを包括的に組み合わせることによって、3つの目的を果たしやすくなるとされています。
参照:遠隔医療モデル参考書

まとめ

オンライン診療アプリに関することを解説しました。オンライン診療は、直接来院しなくても診察を受けることができ、薬の処方を受けることも可能です。

そのため、病院へ行く時間を取れない患者や感染リスクをおそれて通院を控える人などへ、医療を受ける機会を提供できます。自院に合ったアプリを導入し、患者へあらゆる医療を提供できる体制を構築すると、患者の満足度を高めながら、継続的な受診を促すことが可能です。

なお、クラウド歯科業務支援システムDentisは、オンライン診療にも対応しています。 
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