【歯科医院向け】おすすめのレセコンメーカー一覧|メーカーを選ぶ際の4つのポイントもご紹介!

【歯科医院向け】おすすめのレセコンメーカー一覧|メーカーを選ぶ際の4つのポイントもご紹介!

2023年09月11日

レセコンは、レセプトを作成するコンピュータシステムです。しかし、各製品の特長がわからず、どのメーカーが良いのか迷うケースも少なくありません。なぜなら、レセコンはメーカーや機種によって機能や性能が異なるからです。

そこで、本記事ではおすすめレセコンのメーカー一覧を、わかりやすくご紹介します。そして、メーカーを選ぶ際の4つのポイントもご紹介するのでレセコンの導入や入替を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

Dentis編集部

記事監修

株式会社メドレー Dentis編集部

歯科や医療に関する情報をわかりやすく発信しています。システムに関する情報だけでなく、医院経営や最新のトピックについても幅広くお届けしています。

歯科医院向けクラウド型レセコンメーカー一覧

クラウド型のメリットは、初期費用や保守費用が安いことや、インターネットが使える環境ならどこでも電子カルテにアクセスできることです。

1.Dentis


引用:Dentis(デンティス)|株式会社メドレー

株式会社メドレーが提供している「Dentis」は、Web予約から電子カルテまで歯科医院を運用するうえで欠かせない機能を備えたクラウド型のシステムです。

あらゆる業務をひとつのシステムでトータルサポートしてくれるため、医院全体を効率化できます。

さらに、業務効率化することで、患者とコミュニケーションを取る時間を確保できるようになり、満足度を高めることにもつながります。

電子カルテ機能については、タブレットでも見やすい画面構成が採用されており、俯瞰しながら操作することが可能です。
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2.デンタルシステムズ


引用元:デンタルシステムズ

Power5Gは、デンタルシステムズ社が提供するクラウド型の歯科用レセコンです。時間や場所に関係なくレセプトを作成可能です。

初期費用や維持コストが低く、Microsoft Azureのセキュリティでデータを保護します。他社システムとの連携も可能で、使いやすいUIと充実したサポートがあります。Power5Gは、歯科医院の業務効率化と利益向上に貢献する最新のレセコンです。

3.ピクオス

引用元:ピクオス

ジュレアとは、ピクオス株式会社が提供するクラウド型の歯科用レセコン&予約管理システムです。
自宅や訪問先など、どこでもレセプトの作成が可能です。

定期的な買い換えやバージョンアップの必要がなく、月額料金で利用できます。豊富な情報提供文書や集計機能により事務作業を軽減します。

ジュレアは、歯科医院の業務効率化とコスト削減に貢献するクラウド型レセコン&予約管理システムです。

4.プラネット


引用元:株式会社プラネット

iQalteとは、プラネット株式会社が提供するクラウド型の歯科用レセコンです。
レセプトや予約管理などの基本機能から、訪問診療や保険矯正などの高度な機能まで、多彩なサービスがそろっています。

カルテ画面が手書きのカルテそのままで、直感的で紙に描いているかのような書き心地です。
自由に図や文字を描けます。iQalteは、歯科医院の業務効率化とコスト削減に貢献するクラウド型レセコンです。

歯科医院向けオンプレ型レセコンメーカー一覧

オンプレ型のメリットは、インターネットに依存しないで操作できることや、データの管理が自分でできることです。

1.ノーザ


引用元:株式会社ノーザ

ノーザは、歯科用レセプトコンピュータや透析業務支援システムの開発・販売を行っています。ノーザのレセコンは、高速で正確なレセプト作成や検索機能、豊富な統計データや分析機能、多彩な連携機能など、歯科医院の業務効率化や経営管理に役立つ機能が満載です。

また、ノーザ社は全国に支店や販売代理店を展開しており、導入からアフターサービスまで充実したサポート体制を提供しています。

2.ミック


引用元:MIC(ミック)

株式会社ミックは、1976年に設立した会社です。歯科向けトータル支援システムの開発・販売・サポートを行っています。

ミックのレセコンは、歯科用電子カルテとレセプトを一体化したシステムです。患者管理や診療記録、レセプト作成や点検など、歯科医院の業務を効率的に行えます。
また、全国に拠点を持ち、導入からアフターサービスまで迅速かつ丁寧なサポートを提供しています。

3.メディア


引用元:メディア株式会社

株式会社メディアは、歯科医療ICT製品の開発・販売・サポートを行っています。メディア社のレセコンは、歯科用電子カルテシステムWith(ウィズ)という製品で、カルテとレセプトを一体化したシステムです。

カルテ記載からレセプト作成まで、正確かつ効率的に行えます。メディアは歯科医療ICT製品のリーディングカンパニーとして、高い技術力と信頼性を持っています。

4.モリタ


引用元:株式会社モリタ

歯科用機器や歯科ユニット、画像診断システムなどの製品やサービスを提供する会社です。
電子カルテはDOC-5プロキオン3というシステムです。
このシステムは、電子カルテ対応でカルテ管理が容易になり、法令で定められた「電子保存の3基準」を遵守した運用をサポートします。

また、請求業務も簡素化され、オンライン請求やレセプトチェックがスムーズに行えます。画像診断ワークステーション「i-Dixel」とも連携でき、多彩なレポートやテンプレートの利用が可能です。

レセコンのメーカーを選ぶ際の4つのポイント

レセコンはメーカーやシステムによって特徴や性能が異なります。
そのため、自分の歯科医院に最適なレセコンを選ぶことが重要です。
レセコンのメーカーを選ぶ際の4つのポイントを紹介します。

1.サポート体制

レセコンは、歯科医院の業務に欠かせないシステムですが、トラブルや不具合が発生する可能性もあります。そのため、メーカーのサポート体制は重要なポイントです。サポート体制には、以下のような点が含まれます。

  • サポートの種類(電話、メール、オンライン、訪問など)
  • サポートの時間(平日、土日祝日、24時間など)
  • サポートの料金(無料、有料、契約内容によるなど)
  • サポートのスピード(即時対応、翌営業日対応など)
  • サポートの質(専門知識、対応力など)


レセコンを選ぶ際には、自分の歯科医院の業務時間やニーズに合ったサポート体制を提供しているメーカーを検討します。

2.導入コスト

レセコンの導入コストは、メーカーやシステムの種類によって異なります。導入コストには、以下のような費用が含まれます。

  • 初期費用(システム導入費用、設置費用、教育費用など)
  • ランニングコスト(月額利用料金、メンテナンス費用、更新費用など)
  • その他費用(オプション機能や追加機器の費用など)


レセコンを選ぶ際には、自分の歯科医院の予算や経営状況に合った導入コストを提供しているメーカーを検討しましょう。

3.電子カルテとの連携可否

レセコンと電子カルテとの連携は、歯科医院の業務効率化や情報管理に大きく影響します。レセコンと電子カルテとの連携には、以下のようなメリットがあります。

  • レセプト作成時にカルテ情報を自動的に反映できる
  • カルテ情報と画像情報を一元管理できる
  • レセプトとカルテとの整合性を確保できる
  • レセプトとカルテとのデータバックアップを同時に行える


レセコンを選ぶ際には、自分の歯科医院が利用している電子カルテと連携できるメーカーを検討してみてください。

クラウド歯科業務支援システムDentisは、レセプトを含む歯科業務が1つのシステムで導入可能なため業務を効率化することが可能です。
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4.操作性

レセコンの操作性は、歯科医院のスタッフが快適に業務ができるかどうかに関わります。操作性には、以下のような点が含まれます。

  • 操作画面のデザインやレイアウト
  • 入力方法や操作手順
  • 機能やメニューの分かりやすさ
  • エラー発生時や不明点時のヘルプ機能


レセコンを選ぶ際には、自分の歯科医院のスタッフが使いやすいと感じる操作性を提供しているメーカーを検討します。

レセコンメーカーの一覧でよくある3つの質問

レセコンは、医療事務の業務を効率化するだけでなく、患者満足度の向上や経営分析などにも役立つシステムです。次は、レセコンメーカーの一覧でよくある3つの質問に答えていきます。

【質問1】レセコンの基本機能とは?

レセコンには、以下のような基本機能があります。

  • 【受付管理】患者の予約や来院状況を管理し、受付票や領収書を発行する機能
  • 【会計管理】患者の自己負担金額や支払い方法を計算し、会計票や領収書を発行する機能
  • 【診療録作成】患者の診療内容や処方箋を入力し、保険点数を自動的に計算する機能
  • 【レセプト作成】患者の診療内容や保険点数をもとに、レセプトを作成し、審査支払機関に提出する機能


レセコンは、医科用、歯科用、調剤用などに分類されており、それぞれの分野に特化した機能が備わっています。電子カルテと連携することで、診療情報の共有や入力の省力化ができるものや、経営分析やマーケティングなどの高度な機能を持つものもあります。

【質問2】国内のレセコン普及状況は?

国内のレセコン普及状況は、非常に高いと言えます。厚生労働省の「医療施設動態調査」(令和4年2月末概数現在)によると、医科用レセコンは97.9%、歯科用レセコンは97.0%、調剤用レセコンは98.9%の普及率です。

また、「電子請求システム利用状況」(令和3年8月診療分)によると、電子レセプト(紙ではなく電子データで提出するレセプト)の利用率は98.8%となっており、ほとんどの医療機関が電子化されていることがわかります。
参考元:医療施設動態調査(令和4年2月末概数)

【質問3】そもそもレセコンとは?

レセプト(診療報酬明細書)とは、医療機関が患者の診療内容に基づいて、保険組合や市町村などの支払い機関に請求するための書類です。レセコンとは、レセプトを自動的に作成するコンピュータシステムのことで、医療事務の業務を効率化するために使われます。

日本では、医療費の大部分は公的保険制度によって支払われますが、その際に必要な証拠となるのがレセプトです。レセプトには患者の氏名や年齢、性別、住所、保険者番号、診療日、傷病名、診療内容、薬品名、数量、単価、点数などが記載されます。

レセコンはこのレセプトを自動的に作成するだけでなく、受付や会計などの業務も効率化するシステムです。

まとめ

レセコンは、医療事務の業務を効率化するだけでなく、レセプト作成、会計管理などの機能を持つシステムです。また、特定の分野に特化した機能を持つものや、電子カルテと連携することで診療情報の共有や入力の省力化ができるものもあります。

日本では、レセコンの普及率は非常に高く、ほとんどの医療機関がレセコンを用いて医療事務をしています。その主な理由は、公的保険制度による医療費の請求に必要な証拠となるレセプトを効率的に作成できるからです。

レセコンメーカーの一覧や選択に関する質問は多種多様ですが、レセコンの基本機能を理解し、自身の医療機関のニーズに合ったシステムを選ぶことが重要です。

クラウド歯科業務支援システムDentisは、レセプトを含む歯科業務が1つのシステムで導入可能なため業務を効率化することが可能です。
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