【CTOが語る】歯科DXを加速するDentisの機能を徹底解説【セミナーレポート】

【CTOが語る】歯科DXを加速するDentisの機能を徹底解説【セミナーレポート】

2022年11月09日

Dentisコンテンツディレクターの緒方です。10月27日 (木) と11月2日(水)に、クラウド型歯科業務支援システム・Dentisを提供している株式会社メドレーのCTO、平山宗介が「歯科DXを加速するDentisの機能を徹底解説」と題してセミナーをおこないました。

当日はDentisの開発背景、Dentisの各機能紹介、リリース間近のサブカルテ機能・訪問歯科機能などについて語りました。今回はセミナーの内容をダイジェストでお届けします。

当日の様子は録画配信をしております。記事末尾のフォームよりお申し込みいただきますと、弊社より無料で動画を送付いたしますので、お気軽にお申し込みください。

セミナー概要


「医療現場で日々忙しく働く皆様の業務負担を軽減し、本来の診療業務に専念できる環境づくりをお手伝いしたい」。そんな想いを形にするべく、Dentisは日々プロダクト開発に取り組んでいます。

本セミナーでは、歯科業務を支援するシステム「Dentis」について、開発背景、各種機能の概要・使い方を、開発責任者である株式会社メドレー・CTOの平山が解説いたしました。また、今後アップデートを予定している「サブカルテ機能」と「訪問歯科の業務支援機能」の2つの機能についてもご紹介しました。

登壇者紹介

平山 宗介(株式会社メドレー・CTO、Dentis開発責任者)
2005年日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社に入社。未踏ソフトウェア創造事業に採択され、グリー株式会社に転職。その後フリーランスなどを経て、株式会社リブセンス入社。CTOとして組織拡大やサービス開発の責任者を務める。2015年より株式会社メドレーに参加。CTOとしてメドレーのプロダクト開発や、新規事業の創出、組織づくりを牽引。Dentisをはじめ、各製品の開発責任者を務めている。


Dentisの開発背景



はじめに平山は「株式会社メドレーでは『医療ヘルスケアの未来をつくる』というビジョンを掲げて、価値提供をしている」と紹介しました。その一つとして「医療DX」を推進し、従事者の働き方改革に貢献しています。

「医療DX」は他の業界と比べて進みきれていないのが現状です。ほとんどの業界は自由経済の世界ですが、医療は計画経済の世界にいます。国が定めたさまざまなレギュレーションに縛られており、なかなか新しい製品が普及しきれていない状況だと紹介しました。




その結果、いまだに多くの歯科医院では、昔ながらのツールが主流です。なかなか業界の新陳代謝が進んでおらず、多くの医院様ではスマホ世代が使い方を覚えるのに苦労するような、直感的に使いにくいツールを利用されています。



しかし患者を含めて社会的には「健康意識の高まり」や「テクノロジーの進化」などの変化を受けて、生活習慣やデジタル化への意識が変わっています。その結果、医院と患者の間にギャップが生まれている状況です。

こうした状況を克服しDXを推進するためにDentisを開発した、という開発背景を説明しました。

Dentisの操作方法について患者側画面も使いながら解説


その後はDentisの紹介です。Dentisでは電子カルテ・レセコンといった基幹機能だけでなく、患者とのコミュニケーションに役立つ機能も搭載しています。



従来のツールでは「問診」や「電子カルテ」「レセコン」など、1つの業務にフォーカスした製品しかありませんでした。しかしそれでは、DXは達成されず、デジタル化で終わってしまいます。逆に普段の業務にイレギュラーが発生してしまい、複雑化してしまうこともあります。

だからこそDentisは単体でなく、患者との接点を含めた、歯科業務のすべてをパッケージングしています。すべての業務を網羅するからこそ、はじめてDX・業務効率化を達成した状況になると、解説しました。



その後は、各機能について実際に医院側のPCと患者側のスマホを駆使しながら操作説明をしていきました。まずは「予約」~「決済」までの一連の流れを解説し、その後月次で必要になる「レセプト」についても紹介しました。

その後は「デジタル問診機能」「オンライン診療機能」「リコール機能」の使い方を解説。スマホを用いながら「患者側にどう見えているのか」までを紹介していきました。

また「システム連携」「セキュリティ」についても言及。既に導入済みの他社製品を導入しても安心して使える点について、詳しく語りました。

新機能「サブカルテ」「訪問歯科」を紹介



既存の機能紹介のあとは「新機能」の紹介です。Dentisは今後「訪問歯科の業務支援機能」と「サブカルテ記載の業務支援機能」の2つをリリースする予定となっています。

訪問歯科は「予定管理」「電子カルテ・レセプト作成」をサポートする機能です。サブカルテは「ファイル管理」「資料作成」「スタッフ間の情報共有」の3つの機能を軸にしています。

その後は、実際に2つの機能で何ができるのか、を操作画面のイメージと一緒に紹介しました。



平山は最後に「Dentisとしては、数年後を見据えて歯科従事者の方々が診療に集中できる環境をつくれるように機能開発をしている」といったメッセージを送りました。

ただ、Dentisは他の製品と比べて歴史が浅いのも確かです。そのため、より現場の課題を製品で解決できるよう「製品開発に協力してくださる歯科従事者の方を募集していること」に触れ、セミナーは終了となりました。



今回は10月27日 (木) と11月2日(水)に開催した「歯科DXを加速するDentisの機能を徹底解説セミナー」の内容をダイジェストでお伝えしました。本セミナーの全ての様子は録画配信をしております。

興味のある方は以下のフォームから無料でお申し込みいただけますと、動画を送付いたします。特に「いま経営している・勤めている歯科医院に働きにくさを感じている」という方の働き方を見直すヒントになると思いますので、お気軽にお申し込みくださいませ。

問い合わせフォーム
https://dentis-cloud.com/news/event_20221027

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