Dentisプロダクトトピック (2022年12月度)
2022年12月01日
皆さま、こんにちは。Dentis開発ディレクターの山本です。
2022年12月のDentisプロダクトトピックです。今月も機能アップデートの紹介や今後の開発計画、知っておいてもらいたいDentis活用トピックなどについてお伝えしていこうと思います。
11月の機能アップデート
2022年11月に実施した機能アップデートの中で、特徴的なものをご紹介します。
その1:訪問予定管理機能の追加
かかりつけ支援プランの利用者向けに、訪問予定を管理する機能を追加しました。
いままで、Dentisでは外来のシーンのみを想定して予定管理の機能を提供していましたが、今回のアップデートにより外来の予定管理と訪問の予定管理を統合して管理することができるようになります。
■ 外来と訪問の予定管理
利用時には、訪問先の施設または居宅を登録し、それぞれに属する患者を登録し、訪問の予定を登録することで、訪問毎の診療予定の管理を行うことができます。
■ 訪問先の管理
なお、トータル支援プランをご利用の方については、2022年11月末時点で本機能の提供をしておりませんが、介護保険請求等の機能リリースのタイミングとあわせて提供します。
その2:カスタマイズ問診のコピー
Dentisでは患者に回答いただく問診を設定することができます。
いままでは、問診内容をゼロから編集する必要がありましたが、既存の問診内容をコピーし編集することができるようになりました。それにより、より簡単に問診のカスタマイズが可能になります。
■ カスタマイズ問診のコピー
その3:サービス利用状況の確認
各サービスの利用状況を確認できるようになりました。
いままで、サービスの利用状況は利用申込書の記載内容でしか確認することができませんでしたが、サービスの利用状況の確認をDentis上からできるようになります。また、毎月の利用明細の詳細もDentis上から確認できるようになります。
■ サービス利用状況の確認
加えて、ストレージ容量の追加や各種アドオン機能の追加の申込みも、Dentis上からできるようになりました。
今月のピックアップ機能
先月の機能アップデートの中で特徴的なものをご紹介しましたが、Dentisはその他にも多くの機能があり、現在開発中の機能もあります。いくつかの機能を毎月ピックアップしてご紹介させてください。
今月はセキュリティに関連する機能をご紹介します。Dentisは医療情報を取り扱うシステムですので、セキュリティにも力を入れています※1。DentisはISMSクラウドセキュリティ認証 (ISO27017/ISO27001) という外部機関による認証を取得していますが、それに従いセキュリティに関連するいくつかの機能も搭載しています。
※1:医療に関する情報を取り扱う事業者が従うべき「3省2ガイドライン」というガイドラインもあります
■ 二要素認証
二要素認証とは異なる二つの要素を組み合わせて行う認証です。ユーザーID・パスワードだけでなく、認証済みのスマートフォンからワンタイムコードを入力する必要があるため、より厳密に個人を識別することが可能となります。
■ クライアント認証
クライアント証明書という個人や組織を認証し発行される電子証明書を用いて、あらかじめ証明書がインストールされたデバイスからのみアクセスを許可することができる認証です。Dentisへアクセスできるデバイスを管理することで、セキュリティの強化に繋がります。
■ 監査ログ
Dentisに対する操作の履歴を記録し確認することができます。監査ログに記録が残ることで、情報漏洩のリスクを軽減させることができます。また、情報漏洩時の事実確認を迅速におこなうことができます。
先日、開発責任者である平山がDentisの機能の詳細について説明するセミナーを開催しましたが、そのセミナーの中でもセキュリティの取り組みについて解説していますので、そちらもご覧になっていただけたらと思います。
【CTOが語る】歯科DXを加速するDentisの機能を徹底解説【セミナーレポート】
さいごに
以上、今月のDentisプロダクトトピックでした。
Dentisは、皆さまからの要望をふまえ、毎月進化していっています。機能アップデートの情報はこのブログやSNS等でも発信していきますので、もしよろしければウォッチしてください!
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