衛生士の活躍を支えるクリニック作り 働きやすさがもたらす患者ファーストの診療体験を実現

衛生士の活躍を支えるクリニック作り 働きやすさがもたらす患者ファーストの診療体験を実現

Dentis編集部

記事監修

株式会社メドレー Dentis編集部

歯科や医療に関する情報をわかりやすく発信しています。システムに関する情報だけでなく、医院経営や最新のトピックについても幅広くお届けしています。

開業以来、Dentisを導入しているデンタルクリニックTHE NORTH KOBEの岩崎先生にお話を伺いました。

-Dentisを導入した理由を教えていただけますか?

開業にあたり、患者さんがストレスを感じず、満足していただける環境を整えたいと考えていました。待合スペースは広く取り、医院の雰囲気も心地よいものにしたいと思っていました。また、予約が取りにくいことや、それでも先の日程しか取れないこと、そして電話で症状を伝えても理解されにくいことが、患者さんにとってストレスであると感じていました。整理しますと、開業にあたって私が叶えたかったことは以下の通りです。

  • ペーパーレスを実現し、紙の管理をなくして見栄えを良くしたい
  • カルテ棚を設けず、待合スペースの確保に努めたい
  • 受付スタッフを採用せず、資格を持つドクターと衛生士だけで運営したい
  • 衛生士を多く採用し、予約ができる日程をできるだけ早く提供したい

これらを実現するためには、まず、紙の印刷や出し入れが不要なデジタルのサブカルテと電子カルテが不可欠です。さらに、ドクターと衛生士で運営をするには、衛生士の確保が必要です。現在、衛生士の採用は歯科医院にとって大きな課題です。私は、衛生士の採用に際して福利厚生を整えることはもちろんのこと、世代的にタブレット世代にあたる衛生士が使いやすいiPadを活用したシステム環境を整えたいと考えていました。

そのため、要件を満たすシステムを探した結果、Dentisがぴったりだと感じ、導入を決めました。また、Dentisを導入することにより、システムにかかる予定だったコストを削減でき、衛生士採用のコストや、当初は諦めていたレーザー機器の購入に振り分けることができました。Dentisともう1社から見積もりを取得しましたが、Dentisの見積もりは1/10ほどの費用だったため、導入後は予算配分を見直し、より患者さんに満足いただける施策にお金をかけられたのは大変良かったと思います。衛生士も開業当初から8名を採用することができました。

カルテ棚がなく待合スペースを広く取り、すっきりとした受付

ー実際に導入されてみていかがでしたか?

衛生士も私もチェアサイドでカルテにアクセスし、記録を行っています。同時にアクセスして操作できるため、以前の勤務先で経験した入力待ちの時間が発生しません。以前の勤務先ではレセコンの端末が1台しかなかったため、冗談のようですが入力待ちの列ができることもありました。

次回予約もチェアサイドで取ることができ、クラウド型であるため、誰かが予約を入れれば他の端末でも情報が同期されるため、予約バッティングの心配がありません。予約ブッキングや入力待ちで待たされることが、患者さんにとってストレス要素であるため、そうしたストレスを排除できたと思います。

さらに、WEB問診も活用しています。WEB予約時点ですでに問診が回答された状態になっているため、事前に想定や準備ができ、患者さんをチェアにご案内するまでの時間が短縮されます。予約時間ギリギリにお越しいただいてもスムーズに対応できます。

また、クラウド型なのでデータ紛失のリスクがなくて安心です。以前の勤務先ではオンプレミス型のシステムを使用しており、ある日サーバーが故障しデータが破損してしまいました。復旧には時間がかかり、復旧できなかったデータもありました。しかし、クラウドであればデータは端末に保存されているわけではなく、現代は何が起こるかわからないため、データ保存の観点でも安心感があります。

ーDentisの機能で特に良いと思われる点について教えてください。

レントゲンとの画像連携機能とサブカルテの機能が特に気に入っています。私はDentisのサブカルテにレントゲンの画像を貼り付けてから、治療計画を手書きで記入しています。

レントゲン撮影後にはDentisのファイル保管スペースに自動で画像が保存されます。保存された画像はどれでも資料作成時に貼り付けることができ、大変便利です。レントゲンの画像に書き込みながら計画を立て、進捗があれば都度追記しています。これが一枚あれば、現在の進捗や次回何を行うのかも、患者さんからのお問い合わせの際にすぐに確認できます。利用していたレセコン・電子カルテのシステムには画像まで連携される機能はなかったため、とても便利で重宝しています。紙管理では、レントゲン画像も計画も別々の紙で保存され、画像への上書きもできないため、この連携が実現して良かったと感じています。

ーDentisはどんな方におすすめですか?


質の高い計画を立て、良い治療を行い、患者さんに還元したいと考えている方におすすめです。レントゲンや口腔内写真などデータを収集しても、それらを集約して確認できる状態にしておかなければ、データを活かすことはできません。紙で管理するとデータが散らばってしまいますが、Dentisであれば全ての資料を患者さんごとのファイル保存スペースに保管でき、それをいつでも確認しながら計画を立てることができます。また、電子カルテなので治療の記録もいつでも確認でき、予約や問診もワンパッケージとして扱えるため、どんな症状なのか、次回の来院予定はいつかという情報も一つのシステムで完結します。データを集約・活用することで、患者様への最適な還元につながり、結果的にはリコール率向上や集患にも良い影響を及ぼすと実感しています。

チェアと待合スペース


岩崎先生、貴重なお話をありがとうございました。

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