
【2023年最新】歯科医院におすすめのコンサルタント会社7選|依頼内容やメリット、注意点も解説!
2023年10月31日
歯科医院の経営や運営において、コンサルタントの力を借りることは有効な手段の1つです。しかし、コンサルタントにはどんな内容を依頼できるのでしょうか。
この記事では、コンサルタントに依頼できる内容やメリット、歯科医院におすすめのコンサルタント会社7選を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
INDEX
- 歯科医院のコンサルタントとは
- 歯科医院にコンサルタントが必要な2つの理由
- 1.歯科医院間での競争が激化している
- 2.院長自身が経営的な視点を身につける必要がある
- 歯科医院がコンサルタントに依頼できる内容
- 集患状況の分析・改善
- マネジメント全般の支援
- 人材採用・育成のサポート
- 自費診療に関する提案
- 物販のアドバイス
- 改装・移転のアドバイス
- 歯科医院がコンサルタントに依頼する3つのメリット
- 1.コア業務に注力できる
- 2.業務内容・診療体制の見直 しを図れる
- 3.人材開発に繋げることができる
- 歯科医院がコンサルタントに依頼する際の注意点は3つ
- 1.担当のコンサルタントによって質に差がある
- 2.利益重視の体制による弊害が生じる場合がある
- 3.コンサルタントによって得意分野が異なる
- 歯科医院におすすめのコンサルタント会社7選
- 1.船井総合研究所
- 2.株式会社識学
- 3.歯科医院地域一番実践会
- 4.株式会社SETO
- 5.株式会社ジョイカレント
- 6.株式会社ジャパンデンタル
- 7.M&D医業経営研究所
- 歯科医院におけるコンサルタントでよくある3つの質問
- 【質問1】歯 科医院におけるコンサルタント費用の目安は?
- 【質問2】成果報酬型の料金システムを採用するコンサルタント会社もある?
- 【質問3】歯科医院におけるコンサルタントの契約体系は?
- まとめ
歯科医院のコンサルタントとは
歯科医院の経営に関する専門家が歯科医院のコンサルタントです。院長やスタッフに、経営やマーケティング、人事、診療、患者サービスなどの分野で助言や知識を提供します。
歯科医院の状況や問題点を調査し、目標や方向性を決め、実施プランや評価方法を提案します。コンサルタントは、歯科医院の発展に貢献する重要なパートナーです。
歯科医院にコンサルタントが必要な2つの理由
歯科医院で、コンサルタントが必要な理由は以下になります。それぞれについて解説していきます。
1.歯科医院間での競争が激化している
日本では、歯科医院の数が増加しています。このため、歯科医院でも他院との差別化や集患力を高めるための戦略が必要になりました。
しかし、多くの歯科医院は経営戦略やマーケティングに関する知識や経験が不足しているケースがあります。そこで、コンサルタントが必要なのです。
コンサルタントは、歯科医院の現状分析や目標設定、戦略立案や実行支援などを行い、歯科医院の経営改善や収益向上に貢献できます。他院の経営ノウハウや成功事例を参考にしながら、各歯科医院の特徴やニーズに合わせたオーダーメイドのサービスを提供できます。
2.院長自身が経営的な視点を身につける必要がある
歯科医院の経営者である院長は、医療のプロであると同時に経営のプロであることが求められます。
しかし、多くの院長は、大学や臨床現場で経営について学ぶ機会は限定的であり、経営的な視点やスキルについては院長自ら経営学を学んだり、セミナーや研修に参加する必要があります。しかし、これらの方法は時間や費用がかかるだけでなく、効果的なフィードバックやアドバイスを得ることが難しいかもしれません。
ここで、コンサルタントが必要となります。院長に対して経営に関する知識やスキルを提供するだけでなく、実際の経営課題に対して具体的な解決策やアクションプランを提案し、実行をサポートします。
歯科医院がコンサルタントに依頼できる内容
歯科医院がコンサルタントに依頼できる内容について、詳しく解説します。
集患状況の分析・改善
歯科医院の集患状況を分析するために、コンサルタントはさまざまなデータを収集・解析します。データから歯科医院の強みや弱み、競合との差別化要因、地域ニーズなどを把握し、集患に効果的な戦略や施策を提案します。
たとえば、ホームページの改善、SNSの活用、口コミの促進などです。提案した戦略や施策の実行をサポートし、効果測定や改善点の指摘を行います。また、歯科医師やスタッフのマインドセットやスキルアップも重要な要素として取り組みます。
多くのコンサルタントは、院内に入っている業務サービスを使ってデータを確認して分析します。
歯科業務支援システムDentisなら、データ分析やダッシュボード機能を使って医院の経営状態の分析やデータ出力が可能です。
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マネジメント全般の支援
歯科医院のマネジメントは、経営目標の設定から運営管理までを含む幅広い活動です。コンサルタントは歯科医院の現状と目指すべき姿を明確にし、そのギャップを埋めるための計画を立てます。
計画に沿って業務改善やシステム導入などの具体的なアクションを実施し、その効果を検証します。
アクションの実施にあたっては、歯科医師やスタッフの意識改革や教育も重要です。
コンサルタントはチームビルディングやコミュニケーションスキルなどのトレーニングも行います。
人材採用・育成のサポート
歯科医院にとって人材は最も重要な資産です。コンサルタントは歯科医院が必要とする人材像を明確にし、その人材を採用するための方法を提案します。
採用した人材を育成するためには、適切な教育体制と評価制度が必要です。そのような際にコンサルタントに対して、歯科医師やスタッフに必要な教育体制や評価制度について相談することができます。
自費診療に関する提案
自費診療とは保険診療ではカバーされない診療のことで、歯科医院の収益や差別化に大きく貢献します。コンサルタントは歯科医院が自費診療を展開するための方法を提案します。
自費診療を展開するためには、歯科医師やスタッフの技術や知識だけでなく、患者のニーズや満足度も重要です。コンサルタントは歯科医師やスタッフに対して自費診療に関する提案やアドバイスを行います。
また、患者に対してアンケートやヒアリングなどを行い、自費診療の需要や効果を把握します。
物販のアドバイス
物販は、歯科医院の収益や患者の予防意識にも影響します。コンサルタントは歯科医院が物販を行うための方法を提案します。
物販を行うためには、歯科医師やスタッフの知識や姿勢だけでなく、患者のニーズや反応も重要です。コンサルタントは歯科医師やスタッフに対して物販に関する提案やアドバイスを行います。
また、患者に対してアンケートやヒアリングなどを行い、物販の需要や効果を把握します。
歯科業務支援システムDentisは、物販管理機能をリリースしています。物販管理に別ツールを用意する必要はなく、レセコン・電子カルテ・予約管理などを含めてワンストップで自院の診療や経営を管理していくことができます。
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改装・移転のアドバイス
改装・移転は歯科医院のイメージや集患に影響します。コンサルタントは歯科医院が改装・移転を行うための方法を提案します。
改装・移転を行うためには、歯科医師やスタッフの意見や協力だけでなく、患者のニーズや感想も重要です。コンサルタントは、改装・移転に関するミーティングやワークショップを行います。
また、患者に対してアンケートやヒアリングなどを行い、改装・移転の需要や効果を把握します。
歯科医院がコンサルタントに依頼する3つのメリット
歯科医院がコンサルタントに依頼するメリットについて、詳しく解説します。
1.コア業務に注力できる
歯科医院のコア業務とは、患者の診療のことです。しかし、コア業務以外の歯科医院の経営や集患にも多くの時間や労力がかかります。
コンサルタントに依頼すると、経営や集患に関する業務を代行してもらえます。これにより、院長がコア業務に専念できるわけです。
コア業務に専念できることで、歯科医院は患者の満足度や信頼度を高められます。
2.業務内容・診療体制の見直しを図れる
コンサルタントはデータや事例に基づいて歯科医院の強みや弱み、競合との差別化要因、地域ニーズなどを分析してくれます。そして、歯科医院に対して、業務内容や診療体制の見直しを図るための戦略や施策を提案してくれます。
これにより、歯科医院は業務内容や診療体制の見直しを図ることが可能です。業務内容や診療体制の見直しを図ることで、歯科医院は効率性や収益性を向上させられます。
3.人材開発に繋げることができる
コンサルタントが人材採用や育成に関する業務をサポートしてくれます。歯科医師やスタッフに対して、臨床技術や接遇マナーなどのアドバイスを行ってくれます。
その結果、歯科医師やスタッフは、技術や知識を向上できるのです。人材採用や育成に専念し、技術や知識を向上させることで、歯科医院は人材開発につなげられます。
人材開発は歯科医院の競争力やブランド力を高めるうえで重要です。
歯科医院がコンサルタントに依頼する際の注意点は3つ
コンサルタントに依頼する際には、以下の注意点を押さえておく必要があります。
1.担当のコンサルタントによって質に差がある
コンサルタントは、経験やスキル、得意分野などによって、提案やアドバイスの質に差が生じます。
コンサルタントに依頼する前に、担当者の実績や評判を確認し、信頼できる人物かどうかを判断する必要があります。また、コンサルタントとの契約内容や期間、費用なども事前に明確にしておくことが重要です。
2.利益重視の体制による弊害が生じる場合がある
コンサルタントは基本的に、歯科医院の利益を最大化することを目的としています。しかし、利益最大化の目的でコンサルタントを雇った場合は、患者の満足度や信頼性などを犠牲にすることになるかもしれません。
歯科医院は、コンサルタントの提案を鵜呑みにせず、自分たちの理念や方針と照らし合わせて判断することが必要です。
3.コンサルタントによって得意分野が異なる
コンサルタントは一般的に、経理・人事・集患などの分野に分かれています。そのため、歯科医院が改善したいと考えている分野と、コンサルタントの得意分野が違う場合があります。
たとえば、経理面での問題を解決したいと思っている歯科医院が、集患専門のコンサルタントに依頼した場合は、期待した効果が得られないかもしれません。自分たちのニーズや課題に合ったコンサルタントを選ぶことが必要です。
歯科医院におすすめのコンサルタント会社7選
歯科医院におすすめのコンサルタント会社を紹介します。
1.船井総合研究所

引用:船井総合研究所
船井総合研究所は、日本最大級の経営コンサルティング会社で、中堅・中小企業の成長を支援しています。業種やテーマに応じて、専門コンサルタントが月次で経営者と対話し、経営研究会で最新のノウハウや事例を共有するというユニークな支援スタイルを採用しています。
成長実行、人材開発、企業価値向上、デジタル化などのテーマに沿って、社会的価値の高い持続的成長企業を創出することが目標の企業です。
2.株式会社識学

参考:株式会社識学
株式会社識学は、独自のマネジメント理論である「識学」を広めることで人々の持つ可能性を最大化することを理念にかけて、多くの企業様の成長をサポートしているコンサルティング会社です。