【2024年最新版】歯科医院におすすめの予約システム9選|選ぶ際のポイントも徹底解説!
2023年07月25日
「煩雑な予約業務から解放されたい」「紙の予約台帳では管理しにくい」
このような悩みを抱えた先生は多いと思います。しかし、自院に適した予約システムを選べない方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、歯科医院向けのおすすめ予約システム9本と、選ぶ際のポイントについて解説します。ぜひ、参考にして自院に適した予約システムを導入してみてください。
記事監修
株式会社メドレー Dentis編集部
歯科や医療に関する情報をわかりやすく発信しています。システムに関する情報だけでなく、医院経営や最新のトピックについても幅広くお届けしています。
INDEX
- 歯科医院の予約システムとは?
- 歯科医院が予約システムを導入する4つのメリット
- 1.キャンセル対策につながる
- 2.予約業務を効率化できる
- 3.集患・増患につながる
- 4.データの分析・管理が容易になる
- 歯科医院が予約システムを導入する3つのデメリット
- 1.導入費用・月額費用が発生する
- 2.システムに慣れる時間が必要になる
- 3.業務負担が増えるケースもある
- 歯科医院の予約システムを選ぶ際のポイントは4つ
- 1.対応機能
- 2.操作性
- 3.カスタマイズ性
- 4.費用対効果
- 歯科医院におすすめの予約システム9選
- 1.Dentis
- 2.Apotool & Box for Dentist
- 3.DentNet
- 4.アポデント
- 5.Dentry by GMO
- 6.デンタマッププラス
- 7.EPARK歯科予約管理システム
- 8.ジニー&myDental
- 9.ピスケスアポ
- まとめ
歯科医院の予約システムとは?
歯科医院の予約システムは、オンラインを通じて来院予約できるアプリやツールを指します。患者は、パソコンやスマートフォンを使っていつでも・どこでも予約できることがメリットです。歯科医院としても事前に患者情報を確認できるため、効率的に治療することにつながります。またオンライン上から予約できるため、新規患者を獲得しやすくなります。
近年、インターネット環境が整備されており、歯科予約システムを導入している医院が増加傾向です。自院でも予約業務効率化、新規患者数増加などを目的に、導入を検討してみてもよいかもしれません。
歯科医院が予約システムを導入する4つのメリット
歯科医院が予約システムを導入するメリットには、以下の4つが挙げられます。
- キャンセル対策につながる
- 予約業務を効率化できる
- 集患・増患につながる
- データの分析・管理が容易になる
ここではそれぞれのメリットについて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.キャンセル対策につながる
予約システムによっては「自動リマインド機能」があります。予約日の前日など、自院で設定したタイミングで患者にメッセージを送れるため、キャンセル対策につながります。
歯科医院にとって予約の無断キャンセルは大きな損失です。売上がなくなるだけでなく、人件費を無駄にしてしまうことになります。リマインド機能のある予約システムを導入することで、利益率改善も見込めます。
2.予約業務を効率化できる
予約業務の効率化・ヒューマンエラーの防止を期待できます。従来の歯科医院は、診察後に次回来院日を受付でやりとりすることが一般的でした。患者数が多ければ受付業務の負担が増してしまいます。また人為的なミスが発生するリスクも考えられます。
予約システムを導入することで患者がいつでもスマホなどで予約できるため、受付業務の負担を下げることが可能です。働きやすい環境を整える事で離職率を下げる効果も期待できます。また受付表に手書きする必要がなくなり、ヒューマンエラーの防止にもなります。
3.集患・増患につながる
集患・増患につながることも大きなメリットです。予約システムがあることで患者は電話で連絡する必要がなく、気軽にスマートフォンから予約できます。患者満足度が向上します。
また、予約の電話は患者にとってハードルが高いです。Web上で予約できることで心理的ハードルが下がります。新規患者を獲得しやすくなるのもメリットです。
4.データの分析・管理が容易になる
歯科医院の経営を安定させるには、データ分析・管理が欠かせません。予約システムにデータ収集・分析機能が備えられていると、以下のような情報をひと目で確認できるようになります。
- 患者層
- 予約キャンセル率
これらの情報を分析し、今後の予約管理や売上予測を立てられるようになることは大きなメリットです。さらに売上だけではなく、患者のライフスタイルに合った予約時間を提案することにもつながり、満足度向上も期待できます。
歯科医院が予約システムを導入する3つのデメリット
歯科医院が予約システムを導入するデメリットには、以下の3つが挙げられます。
- 導入費用・月額費用が発生する
- システムに慣れる時間が必要になる
- 業務負担が増えるケースもある
ここではそれぞれのデメリットについて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.導入費用・月額費用が発生する
歯科予約システムを導入する際、導入費用・月額費用が必ず発生します。これらの費用はベンダーによって大きく異なりますが、規模が大きいシステムであれば、導入費用だけで数十万円単位の出費が必要です。
少しでも費用を抑えたい場合、予約機能に特化したものを選んでみてください。中には初期費用を無料としているシステムもあるため、費用面も不安があれば、そのようなシステムを選ぶことをおすすめします。
2.システムに慣れる時間が必要になる
歯科医院が予約システムを導入すると、患者・医院双方に多くのメリットがあります。しかし、医院内・患者ともにシステムに慣れるための時間が必要です。特に、スタッフは予約業務をスムーズにこなすために詳細な操作ができなければなりません。
予約システムの導入を検討する際、デモ版・お試しプランを利用し、スタッフが使用感を確かめたうえで導入することをおすすめします。
こうすることで慣れるまでの時間を短縮し、安心して利用することにつながります。
3.業務負担が増えるケースもある
お年寄りなど、自院患者の年齢層によっては、ネット予約に慣れていないおそれがあります。たとえば、パソコンやスマートフォンの操作に不慣れであったり、持っていなかったりすることが考えられます。
そうなると、業務効率化どころか、使い方を説明することに時間を割かなければならなくなるかもしれません。そのため、患者層によっては業務負担が増えるかもしれないことがデメリットです。
歯科医院の予約システムを選ぶ際のポイントは4つ
歯科医院の予約システムを選ぶ際のポイントには、以下の4つが挙げられます。
- 対応機能
- 操作性
- カスタマイズ性
- 費用対効果
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.対応機能
歯科予約システムの機能が自院の業務に対応するかを考えて選んでください。システムの主な機能には、以下のようなものが挙げられます。
- 受付管理
- 予約管理
- 患者管理
- リコール管理
- 中断管理
この場合「最低限でよいか・多機能なものか」からシステム選びを考えます。そこから、患者数とスタッフ数から必要な機能をイメージし、その機能を備えたシステムから選ぶように検討してください。
2.操作性
患者視点から考えると、使いやすい予約システムであることが求められます。その場合、パソコン・スマートフォンから簡単に予約を取れるかを比較してみてください。そのうえで、スタッフが簡単に操作できるシステムかどうかを検討します。
もしも、操作が複雑なシステムを導入してしまうと、トラブル発生時の対処に時間がかかり、業務が中断してしまう事態を否定できません。
3.カスタマイズ性
自院の要望をもとに、システムをカスタマイズしてもらえるかも選ぶときにチェックしたいポイントです。多くのシステムでは、要望に合わせて表示パターン・色をカスタマイズできます。
また、デザイン面だけでなく機能面においてもどのようにカスタマイズできるのかについても確認してください。
たとえば、チェア上から予約することや、リコール管理ができる機能をカスタマイズできるシステムを選ぶと、より利便性を得られます。
4.費用対効果
歯科予約システムの利用費用の相場は、月額数千円から数万円のものまで多岐に渡ります。しかし、システムを選ぶ場合に重要となるのは、費用対効果を見込めるかについてです。
予約システムには、投資に見合った業務効率化や患者満足度を高められるものであることが求められます。そのため、投資した金額ほどリターンを得られなければ、システムを導入する意味はありません。費用対効果の観点から、歯科予約システムを比較してみてください。
歯科医院におすすめの予約システム9選
ここでは歯科医院におすすめの予約システムを紹介します。
1.Dentis
参考:Dentis(デンティス)
Dentisは患者の利便性にフォーカスした機能が提供されているのが特長です。さらに、レセコンや電子カルテといった基幹システムを内包し、医院経営の業務効率化までシームレスにサポートする機能も搭載されています。
また、web問診やオンライン診療、サブカルテ、キャッシュレス、予約機能などを標準機能として搭載しているのはもちろん、レセコンとの繋ぎ込みも同一ブランドで統一できることから、圧倒的な効率化・コストメリットが図れます。
さらに、iPadを前提として開発していたり、患者向けアプリを無料で利用できたりと、患者・歯科医院の双方が利便性でのメリットを得られます。
- 初期費用:200,000円〜
- 月額費用:10,000円〜
クラウド歯科業務システムDentisでは、予約管理を含む歯科業務が1つのシステムで導入可能なため業務を効率化することが可能です。
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2.Apotool & Box for Dentist
参考:Apotool&Box(アポツール&ボックス)
Apotool & Box for Dentistは、歯科予約・患者管理ができる総合システムです。Web予約や患者管理機能、経営分析など、歯科医院の運営で役立つ機能を豊富に備えています。
また、導入期間も短く、最短2週間から運用を始められます。さらに、これまで紙の台帳で管理していた場合や、他社の予約管理システムを使っていても、サポートチームが導入をサポートしてくれることも強みです。
- 初期費用:ペーパーレス促進プラン 600,000円
- 月額費用:ペーパーレス促進プラン 54,000円
3.DentNet
参考:デントネット
DentNetは、24時間対応のWeb予約機能や自動音声連絡など、予約業務全般をサポートする機能が搭載されているシステムです。
また、自動メール・SMSにも対応しているため、患者の予約忘れ防止や再来院を促すこともできます。さらに、システムのカスタマイズ性の高さが特徴です。初期設定段階で89項目、サーバー側の設定で389項目のシステム設定ができるため、自院に合わせて細かくカスタマイズできます。
- 初期費用:27,000円×72ヶ月
- 月額費用:14,500円(税抜)~
4.アポデント
参考:アポデント
アポデントは、1日・1週間ごとの予約状況をワンクリックで切り替え、リアルタイムで確認できるシステムです。また、患者の病歴や来院情報などをシステム上で共有可能です。
電子カルテを開かなくても患者情報を把握できるため、忙しいときでも使いやすいことが特徴だといえます。
ほかにも、メール・LINE・SMSの個別送信・一括配信にも対応しているほか、リマインドの自動送信が可能です。そのため、患者の予約忘れを防ぐことが期待できます。
- 初期費用:59,800円
- 月額費用:5,000円
5.Dentry by GMO
参考:Dentry byGMO
Dentryは、PC・スマホからの予約に加えて、ガラケーからの予約にも対応してることが特徴です。お年寄りの患者は、ガラケーを利用している人がたくさんいます。そのため、ガラケーからの予約に対応すれば、高齢患者も無理なくWeb予約が可能です。
また、メール配信やDM配信機能も搭載しており、医院側から情報を配信できます。さらに、リマインドメールも送信できるため、患者の予約忘れ防止も期待できます。
ほかにも、稼働率・患者分布・予約状況など各種統計機能も搭載されており、データで自院の状態を客観的に分析したい場合にも最適です。
- 初期費用:20,000円〜
- 月額費用:20,000円〜
6.デンタマッププラス
参考:dentamap plus
デンタマッププラスは、PC・スマホを使ったオンライン予約とチェアサイド予約に対応しているシステムです。特に、チェアサイドでの利用を重視した画面デザインが特徴的だといえ、治療後に次回の診察予約を完了させられます。
また、チェアサイドでの予約時には、患者の名前・IDを非表示にできるため、プライバシー保護観点からも安心です。さらに、100種類のデザインの中からオリジナルWebサイトを作成できます。
- 初期費用:要お問い合わせ
- 月額費用:要お問い合わせ
7.EPARK歯科予約管理システム
参考:EPARK歯科医院コネクト
EPARK歯科予約管理システムは、受付・予約状況と患者情報を一元管理できるシステムです。パソコンを使用しなくても、スマホ・タブレットから操作できます。そのため、パソコンの操作に慣れていないスタッフが多い医院でも、直感的な操作で予約管理システムを使用することが可能です。
また、操作で不明なことがあれば、サポートセンターに連絡することにより教えてもらえるため、高い安心感があります。
さらに、リマインド・リコール連絡にも対応しており、予約キャンセルの防止・再来院を促しやすい点が強みです。
- 初期費用:ライトプラン 無料
- 月額費用:ライトプラン 25,300円
8.ジニー&myDental
参考:ジニー
ジニー&myDentalは、アプリを使ったWeb予約や診察券機能が搭載されているシステムです。アプリから手軽に予約管理できるため、医院・患者の双方にとって利便性が高いことが特徴です。
また、QRコードによる自動チェックインにも対応しており、自動受付機にスマートフォンをかざすだけで、手続きを完了させられます。そのため、受付業務の負担を大幅に削減できることがメリットです。
- 初期費用:要お問い合わせ
- 月額費用:要お問い合わせ
9.ピスケスアポ
参考:ピスケスアポ
ピスケスアポは、多くの歯科医院で導入されている予約システムです。Web予約機能からSMSの自動送信、院内状況の確認機能まで、歯科医院をスムーズに運営する機能が豊富に備わっています。
また、患者データを一元管理でき、各種データの集計・分析を行う際も非常に便利です。さらに、LINE公式アカウントを活用したブランディング・お知らせサービスも提供しているため、マーケティング施策を同時に行いたい方におすすめします。
- 初期費用:要お問い合わせ
- 月額費用:要お問い合わせ
まとめ
歯科予約システムについて解説しました。自院に合ったシステムを導入することにより、業務効率化やキャンセル率の低下などを期待できます。
しかし、自院に適したシステムを選ばなければ、業務負担が増えてしまうかもしれません。そのため、導入を検討する場合、あらゆるシステムを比較しながら、最適なものを絞り込むようにしてください。
クラウド歯科業務システムDentisでは、予約管理を含む歯科業務が1つのシステムで導入可能なため業務を効率化することが可能です。
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記事監修
株式会社メドレー Dentis編集部
歯科や医療に関する情報をわかりやすく発信しています。システムに関する情報だけでなく、医院経営や最新のトピックについても幅広くお届けしています。
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